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園主の気まま日記

2007年3月23日(金)
園主の気ままな日記【第1回目】

寝ても冷めても富貴蘭。男のロマンです!!
思い立つといてもたってもいられなくなり、
何故なのか深みにはまってしまう。これまた不思議!!

富貴蘭は一度やればやめられない。これまた不思議!!
騙されても騙されても、懲りない。摩訶不思議!!!
それだけ魅力があるのだ!!富貴蘭には。。。
万人の知る由も無く、一人感慨にふける。これまた由。

2007年4月9日(月)
園主の気ままな日記【第2回目】
白樹

今回はお気に入りのものを紹介します。
【白樹】です。
鹿児島。山採り。豊明殿の様に新芽が上がり
暗むのも遅い。根は当然ルビー根です。
現在4〜5鉢のみしかなく、大変期待される一品です。

2007年5月1日(火)
園主のきまま日記【第3回目】



少し間があいてしまいました。

今回は【富貴蘭の購入の際、気をつけている事・ポイント】を書くことにします。
購入にあたっては、信用のおけるお店で買う事はもちろんのコト
買う木の知識を十分に勉強することです。
難しいことですが、その場では冷静になり、思慮深く考慮し、購入することが
何よりも大切なことだと思います。

2007年6月1日(金)
羆・建国殿・羆覆輪等の羆グループについて【第1回目】

今日から6月になりました。
昨日、関東では雹が降ったみたいで、
なんともおかしな天候になっていますね。

さてさて、今回は3回に分けて【羆・建国殿・羆覆輪】
の芸等について書きたいと思います


今回は【羆】について確認していきましょう
出生は三重県?明治20年頃の発見で、
尾張の当時10歳になる福島錠太郎氏が腰斑があった事より、
熊の羆の首元の月の輪状の類似性から、
同名と名づけたと諸文献には説明されています。

諸文献の通り、腰斑を打ち、新葉は中透けで成長し、
最終的には紺覆輪で完成となります。

根は当然ルビー根(赤紫色)で綺麗であります。

≪次回は建国殿について書きます≫

2007年6月6日(水)
羆・建国殿・羆覆輪等の羆グループについて【第2回目】



第2回目は、【建国殿】についてです。

建国殿には色々な種類が入り、判別が非常に難しいです。
大正14年に長寿楽から建国殿に改名し、全国に知らしめたとの文献があり、
(八千代より変化)この時の芸が葉力がある立葉にて金色の中通し縞。腰斑を生じ
葉裏には墨を流し、羆の芸を成すとあります。
この事より、現在の流通している建国殿の葉淵に縞を流したり、葉裏に墨があったり
根が泥であっても建国殿と称して販売する事は、少し疑問が生じます

2007年6月20日(水)
花咲きの頃(山採り編)

当方では温室栽培の為、5月中旬より開花が始まり、
6月の末までに(ヤマミを除く)終わってしまいます。
只、今年は天候不順も重なり、若干割くのが遅れている様です。
珍しい花の写真と解説をお知らせします。

【山採り】
3年位前に虎斑として入荷したものです。
拒が2本。拒なし等変化に富んだ花です。
これからの変化が楽しみな木です。

2008年1月24日(木)
玉金剛の覆輪と縞


(↑画像をクリックすると拡大されたものが見れます)
長い間休憩していました。

これより出来るだけ色々な風蘭を紹介していきたいと思います。
今回は、玉金剛の覆輪と縞です。
上の左の写真は玉金剛の覆輪です。最近手に入れたもので【大覆輪】
となっており、これからが楽しみです。
右の写真は、大阪の交援会で手に入れた玉金剛の縞です。
1番子某来者に渡り、2番子の立ちに今、縞が見えて来たとこです(既に割子)
芽当りがあり、今年大きくなると楽しみです(こちらの写真はありません)
3番子・4番子も上柄であげてきており、楽しみです。
又、実生の玉金剛の縞も徐々に増えてきており、
風蘭会にとっては面白い(趣味・実益)思います。

2008年10月2日(木)
実生とオリジナルについて

現在、実生作出の風変わりな風蘭が市場にあふれかえっているようです。
【豊明殿】【紅孔雀】・・・等々あげればきりのない位です。
消費者(蘭)や愛好者は戸惑うばかりです。中には、これは!!というものもあります。
例えば・・・・玉金剛の縞物など。
業者の方は蘭愛好者の期待に沿うべく、
商売のやり方を変えなければ、明日は無い様に思われます。


本業の方が忙しく、なかなか時間がありませんが、
これからは園主のひとりごとを月に2〜3回は書いてみようかと思います。

2008年11月6日(木)
実生とオリジナルについてA

趣味家(ヤミプロ)業者の方々は何の為に実生をするのでしょうか
実益?趣味の為?何もするなとは現在では言えませんので
せめて情報公開だけは(何本できたなど)充分にするべきではないかと思います。
1人もうけの為ではダメだと思います。長く高いものは出来ない様に思います。

※只今、植木鉢(プラ鉢)を格安にて販売中です。詳細は商品ページ
または、TOPページをご覧下さい

2009年1月5日(月)
実生についてB

経済において、高取引は需要と供給の関係が大きく作用します。大量の実生を隠し持ち、最初は少量の出荷で値段を吊り上げ、ある時期がくれば、それを市場に供給する。こういった行為はユーザー・趣味者さんの気持ちを裏切っている行為です。
これを続けると供給者は信頼を失い、需要者である趣味家を
そっぽ向かる事と思います。商いは細く長くするものです。
今現在(目先の)のコトばかりではなく、longlifeの心をもっと
趣味家は満足させないといけないと思います。

2009年1月6日(火)
寄り道話

私の風蘭の植え替えは11月には終わりました。
これは本業が3〜4月は出張等で忙しくなり、現在ある5000鉢の植え替えは不可能だからです。11月に植え替えをしても、あまり作品に影響がないように思えます。
今年は鉢を少しかえたので来年の植え替えの結果がどうなるか楽しみです。

2009年4月6日(月)
土佐空海・青葉城・金紺冠 等の違いについて

木姿・付け・軸の汚れ・紺覆輪の模様等は、ほとんど見分けがつきません。
花もイモリのような花が形態としての特徴として言われていますが、両者にもよく似た花が咲きます。また、両者に特徴のない花も咲きます。
以上の事から、作にもよりますが、両者は同種である可能性が高いように思われます。複数の人の意見もあります。価格については、高い安いは、芸の良し悪しにも関係し、別に高く安く売るかは、売る人の個人の問題であって、
他の人がとやかく言うことではありません。

文責  堤 敬一

2009年5月1日(金)
処女花

今年、初めて花が咲きました。たぶん、洋種が入っています。
三弁花で拒なしも混ざります。拒も短いです。
泥軸・青根です。付は波・豆葉です。

(↑画像をクリックすると拡大されたものが見れます)
2009年9月1日(火)
白珠殿について
          
                       (↑画像をクリックすると拡大されたものが見れます)

風蘭愛好家のみなさん、白珠殿と白珠殿の違いがわかりますか?
写真@は、姫葉で軸の色がうすく、写真Aは立ち葉で軸の色が濃いという大きな特徴を持っています。
双方とも和歌山の富田(白浜の近く)で採取されたとのことです。私は、採取してないので事実関係は不明です。
昔は富田の縞として双方とも白珠殿として流通していたそうです。
現在も、写真において検証してみると、99%の確率で同じもの、栽培上の手加減により変化するものとは思えません。似て非なるものでしょう。
となると、話が少しややこしくなります。
近畿日本富貴蘭会の登録時に審査を厳しくし、その時に整理をしておけばこのようなことにはならなかったでしょう。
又、両方が同じ白珠殿として、堂々と売られている事は少し考える余地があるでしょう。
以上のことから、私は写真@を白珠殿、写真Aを白樹錦としたいと思います。
ご異論のある方は文章にてご回答下さい。

2010年3月29日(月)
商売人の知識について

今、団塊の世代の人々が停年を迎えている時である、趣味として植物を栽培していた人々が、
にわかセミプロとして園芸店、パソコンでのオークション等、賑やかなこの頃である。

 しかし、もう少し「商売」にするのであれば知識が必要ではないかと思われる人が大勢いるように見抜けられる。
富獄の実生に矮化剤をかけ小さ豆葉風の縞になったものを(中に散斑にならないものもある)
他の品種と偽って売る業者もいる。
もう少し商売人であるなら自覚と自身を持つべきではないかと思われる人がいる。
その人から購入した消費者は泣きっ面に蜂である。 本人は信じ長年栽培し、子も増え
楽しんでいるのに全然違う品種と断定され、二束三文の価値しかないのである。
それを販売した業者はどう責任を取るのであろうか一度お聞きしたいものである。
仕事として植物を扱うのであれば日々勉強の毎日であろうと思う それをおろそかにし
金儲けのみに邁進する業者は自分の首を絞めるのである。天にツバするものである。
商売は牛の「よだれ」の様にいつの間にか信用がつきお客がつきもうけさせて頂けるのである。
その事を肝に銘じ日々精進するが 植物、生き物を扱う人の生き方ではないかと思うこの頃で
ある。

2010年3月29日(月)
白珠殿について

私が以前、趣味の交換会で白珠殿(軸の色が濃く少し立葉)を出品した時、
ある人がこれは白珠殿ではないと断定されました。これをAとします。
白珠殿とは、軸の泥の色がうすく少し姫葉が正式な白珠殿と申し上げられておりました。
これをBとします。又、近畿富貴蘭会の会報もBの写真が掲示され解説文もついています。
しかるに最近これを断定された人のがAが正式な白珠殿で、Bがちがう品種である事が
ちまたで噂となり、Bを違う品種で登録するとの由であります。
この断定されたある人の見識を凝います。これについて明確なる回答を求めるものです。
植物が由に色々変化もあるでしょうが、自分の都合に合わせて自分の説と正しいと断定
する人に植物を愛でる資格はありません。もっと自分のやる事に誇りを持ちましょう。

2010年3月29日(月)
風蘭の交換会について

現在日本各地における、植物(風蘭)を含む、交換会は、ほぼ毎日といっていいぐらい行われている。
需要と供給の面から考えると植物の流通という観点からもすれば喜ばしい事ではあるが、一部不届者
はいる事も事実である。 素人、セミプロ、プロの人々が集い、おもしろおかしく植物を競り落すの
であるから、しかし中にはあきらかに詐欺まがいの人(プロ、セミプロ、素人)がいる事がある。
何回か参加する事によりある程度解る事ではあるが、その人たちは自然と淘汰される事でもある。
偽者を売った場合の処遇であるが明らかにちがう場合、白黒つけにくい灰色、オリジナルそのものの
場合について考えてみよう。
交換会(オークション)においては短時間の間に品種を見極める事はプロにおいても難しい事である。
不届者はそれを見越して欺して売るのである、その人たちはまず交換等はしないものである。
一方通行である。 明らかにちがう場合、白黒つけにくい場合は競り落とし時に売り主に確認の上そ
の取引を中止し返金してもらう事である。
その場合でも解らない時は少なくとも1ヶ月以内に売主本人に確認し返品等の処置をしてもらう事で
ある。植物である為3ヶ月以上たてば成長するのである。 
オリジナルであっても したり、中には成長した葉がちがう芸をしたりする時もある。
それを理由に交換等の申し出は少し虫が良すぎる話である。
その為にも勉強をおこたってはならない、今商売人には知識がなさすぎるのである。
少なくとも植物で生活しようと思うなら、もう少し見識眼をもつべきである。 
責任も持つべきである。日々、知識を養わない人はこの業界から去るべきでもある。 業界の為でもある。

 

2010年8月30日(月)
どれが本当の白珠殿?

Aは 大阪のI氏愛培の白珠殿で57号掲載、登録時の白珠殿です。

Bは 和歌山のN氏より入手分(勝浦のW氏より入手、元は白浜の富田の学校の先生が採取。
   Aの説明の中にあり。)この事情を詳しく調べると、W氏より入手時N氏は2本購入した
   との事、1本はBと酷似し、もう1本はCと似た木のようです。
   この時点では無銘です。
   その後、BCは別々に流通しどうも同じ名前がついた様です。
   この様に異種同名として流通した可能性が大きいのです。

Bが最初にオークションに出した白珠殿、BC2回目のオークションに出した白珠殿、この事は先回のブログに詳しく解説してあります。

Aの説明
 白珠殿 和歌山県富田町産です。
 地方公務員の方が周辺の開発の為伐採した木に富蘭が付いていまして、その一株に白縞があったそうです。
 平成六〜七年頃奈良の園芸店に遊びに行った折園芸の友人よりこの木が採れたというお話があり和歌山県南部の蘭商さんが販売をしているという事で園長と友人の方に買い出してもらった物です。
 木姿はゆったりと折り下げた姫葉です。斑の色は乳白色で出た葉には緑を散らします。
根はルビー色を出します。青葉に細い縞のものを(白珠、しろたま)派手斑でルビー根を出す物を白珠殿として作っていました。
 この度、白珠殿の方を登録させていただきました。

以上の事により登録時に異種同名があるのに(T氏指摘)よく調べずに登録(近畿富貴蘭の銘鑑)
した可能性が大きいです。


この事に関して、先日大阪のある交換会においてM氏は私を締め出しました。
これは、白珠殿に関して先般のブログが気に入らなかった様です。
よく調査もせず、自分の間違いを正されたのに腹をたて、邪魔物を除外する事の理不尽が、情けない様に思います。
将来、愛好者にそっぽを向かれ相手にされなくなるでしょう。
又、M氏は近畿のある大きな会の会長をされています。一般愛好者会員からも早く辞任して欲しいという声もあります。御本人はあまり良く解っていない様です。
このままでは富貴蘭の発展にも好ましからずです。
自分の意見を通す為には、人の意見も良く聞き議論をし、識者にも意見を請いそして正しいかどうか判断の上、自分の意見を堂々と言うべきです。
それをせず会を私物化し、思い通りにする事は許されるべきではありません。






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